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2026年10月18日 厚生労働省 労働法・労務 70歳までの就業確保措置は令和3年4月1日施行(努力義務)

高年齢者雇用:65歳まで義務、70歳までは努力義務(実施は34.8%)お年寄りも長く働ける会社が増えている

高年齢者雇用安定法では、定年は60歳以上とし、65歳未満の定年の事業主は定年引上げ・継続雇用制度・定年廃止のいずれかを講ずる義務がある。令和3年4月1日からは、70歳までの就業確保措置を講ずる努力義務も加わった。令和7年6月1日現在、実施済みの企業は65歳までが99.9%、70歳までが34.8%。

措置を実施済みの企業の割合(令和7年6月1日現在)
65歳までの雇用確保措置99.9%
定年65歳以上34.9%
70歳までの就業確保措置34.8%

要点

  • 継続雇用制度は、平成25年度以降は希望者全員が対象。継続雇用先はグループ会社も可
  • 70歳までの措置は5つ:70歳までの定年引上げ、継続雇用制度、定年制の廃止、業務委託契約、社会貢献事業への従事
  • 業務委託契約と社会貢献事業の措置は、過半数労働組合または過半数代表者の同意を得て導入する
  • 令和7年報告(21人以上の企業)では、定年65歳以上の企業が34.9%(前年から2.3ポイント増)
対象:定年や継続雇用制度を定める事業主(21人以上の企業は高年齢者雇用状況の報告対象)

実務での対応

  • 自社の定年・継続雇用制度が65歳までの義務を満たしているか確認する
  • 70歳までの措置から導入できるものを検討し、必要に応じて労使で協議する
注意:70歳までの措置は努力義務です。詳細は公表元をご確認ください。

日本では、希望する人が長く働けるように、会社に決まりがあります。65歳までは働ける仕組みを用意するのが会社の義務で、70歳までは用意するようがんばることになっています。

65歳まで と 70歳まで
65歳まで70歳まで
会社の決まり必ず守る(義務)がんばる(努力義務)
選べる方法の数3つ5つ

ポイント

  • 65歳までは、会社が必ず働き続けられる仕組みを作る
  • 70歳までは、仕組みを作るようにがんばる(努力義務)
  • 70歳までの仕組みを持つ会社は、まだ約3割(34.8%)
たとえば:60歳で定年になっても、希望すれば同じ会社で続けて働ける仕組み(再雇用)があるのが、その一つです。

ことばの意味

継続雇用
定年のあとも、同じ会社で引き続き働くこと
努力義務
必ずではないけれど、そうなるようがんばりなさいという決まり

この記事は官公庁の公表資料を要約・解説したもので、個別の事案への助言ではありません。制度は改正されることがあるため、実際の手続きや判断は必ず公表元の最新の資料や、税理士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。

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