9月の月例経済報告、景気は「緩やかに回復」の判断を維持国の景気の見方は「ゆっくり回復している」のままでした
内閣府が2026年9月29日に公表した月例経済報告は、景気について「緩やかに回復しているが、中東情勢や自然災害の影響を注視する必要がある」としました。先月からの変更は公共投資、貿易・サービス収支、生産の3項目の表現です。
要点
- 基調判断は「景気は、緩やかに回復している」で、中東情勢や自然災害の影響を注視する必要があるとの付記も同じ
- 公共投資は「堅調に推移している」から「底堅く推移している」へ
- 貿易・サービス収支は「おおむね均衡している」から「赤字となっている」へ
- 生産は「横ばいとなっている」から「総じてみれば持ち直しの動きがみられる」へ
- 個人消費は「持ち直しの動き」、設備投資は「持ち直している」で先月と同じ表現
実務での対応
- 事業計画の景気の前提を書く際は、政府の判断をその日付とともに引用する
- 自社の売上や仕入の動きと、公表された項目別の判断を見比べる
国(内閣府)は毎月、日本の景気がどんな様子かを発表しています。9月は、先月と同じく「景気は緩やかに回復している」という見方でした。ただし、中東の情勢や自然災害の影響には気をつける必要がある、とも書かれています。
- ○当てはまる:景気は緩やかに回復している
- ○当てはまる:生産は持ち直しの動きがみられる
- ○当てはまる:個人消費は持ち直しの動きがみられる
- ×当てはまらない:貿易・サービス収支は赤字となっている
ポイント
- 景気は「ゆっくり回復している」という判断は先月と同じ
- ものをつくる量(生産)は「持ち直しの動き」に変わった
- 外国との売り買いの差し引き(貿易・サービス収支)は「赤字」と書かれた
ことばの意味
- 月例経済報告
- 国が毎月出す、景気の様子をまとめたレポート
- 生産
- 工場などでつくられるものの量のこと
- 内閣府: 内閣府 月例経済報告
- 内閣府: 内閣府 月例経済報告(令和8年9月)
経済ニュースは公表された統計・見通しの紹介であり、投資の勧誘や売買の助言ではありません。数値は公表時点のもので、改定されることがあります。
この記事は官公庁の公表資料を要約・解説したもので、個別の事案への助言ではありません。制度は改正されることがあるため、実際の手続きや判断は必ず公表元の最新の資料や、税理士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。