令和8年9月の建設受注(大手50社)は総計11.1%減、民間工事は7か月連続の減少大きな建設会社が受けた仕事は、去年の9月より11.1%へった
国土交通省は10月30日、建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)の令和8年9月分を公表しました。民間工事はサービス業、鉱業・採石業・砂利採取業・建設業、電気・ガス・熱供給・水道業等が減少したため前年同月比14.6%の減少で7か月連続の減少、総計も同11.1%の減少で3か月連続の減少となりました。元請の受注が細ると数か月あとの下請の仕事量に及んでくるため、資金繰りの先読みに関わる数字です。
要点
- 民間工事は前年同月比14.6%の減少。7か月連続の減少
- 総計は前年同月比11.1%の減少。3か月連続の減少
- 民間工事の減少の理由として、サービス業、鉱業・採石業・砂利採取業・建設業、電気・ガス・熱供給・水道業等の減少が挙げられている
- この統計は大手50社を対象とした調査で、業界全体の受注額ではない。担当は総合政策局情報政策課建設経済統計調査室
実務での対応
- 大手の受注が7か月続けて細っている前提で、来期の受注見込みと必要運転資金を控えめに置き直す
- 減っている発注元(サービス業・電気ガス水道など)に依存した売上の割合を確かめ、偏りがあれば発注元の分散を検討する
国は毎月、大きな建設会社50社が「どれだけ工事の注文を受けたか」を調べて発表しています。令和8年9月は、全部あわせて去年の同じ月より11.1%へりました。会社や個人からの注文(民間工事)は14.6%へって、7か月つづけてへっています。大きな会社の注文がへると、そこから仕事を分けてもらう小さな会社にも、少しあとからひびいてきます。
ポイント
- 大きな建設会社50社が受けた工事の注文は、去年の9月より全体で11.1%へった
- 会社や個人からの注文(民間工事)は14.6%へり、7か月つづけてへっている
- この数字は大きな会社50社の分だけで、建設会社ぜんぶの数字ではない
ことばの意味
- 受注
- 仕事の注文を受けること。ここでは工事の注文を受けた金額を数えている
- 民間工事
- 国や市ではなく、会社や個人から注文される工事
この記事は官公庁の公表資料を要約・解説したもので、個別の事案への助言ではありません。制度は改正されることがあるため、実際の手続きや判断は必ず公表元の最新の資料や、税理士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。