北九州市の中小企業融資 景気対応資金・開業支援資金・災害復旧資金と令和8年度の変更点お金が足りなくなったとき、北九州市の制度で低い利息で借りられます
北九州市は、14の取扱金融機関と協力して、長期固定・低利の中小企業融資制度を設けています。売上や利益率の低下に備える「景気対応資金(一般枠)」は限度額1億円、創業を支える「開業支援資金」は3,500万円、被災後の「災害復旧資金」は5,000万円(市長特認は1億円)です。令和8年度は、保証料率や一部の金利が見直されました。
要点
- 景気対応資金(一般枠):売上高が前年同期比3%以上減少、売上総利益率または営業利益率が3%以上低下、または仕入単価が前年同期比10%以上上昇(売上原価の10%以上を占める)のいずれか。限度額1億円、10年以内(据置2年以内)、金利1.40%、保証料率0.36〜1.38%
- 開業支援資金:新たに事業を始める人、創業5年未満の個人・会社などが対象。限度額3,500万円、10年以内(据置1年または2年以内)。金利は一般枠1.50%、特別枠(女性、35歳未満または55歳以上の男性、市外からの転入者など)1.40%。保証料率は初回0.00%、2回目以降0.36〜1.38%
- 災害復旧資金:台風・水害・火災などで事業に支障が出た中小企業が対象。限度額5,000万円(市長特認で1億円)、10年以内(据置2年以内)。金利は一般枠1.50%、特別枠1.30%。保証料率は一般枠0.36〜1.38%、特別枠0.00%
- 令和8年度の変更:経営力強化サポート資金の保証料率が国の保証制度の見直しに合わせて変更、市場金利の上昇により一部の資金の金利を見直し、連鎖倒産防止資金は令和8年3月31日で終了
- 共通の条件:市内に事業所があり現に営業していること、市税の滞納がないこと、福岡県信用保証協会の保証対象業種であることなど。必要書類には市税の納税証明書、決算書または確定申告書、履歴事項全部証明書などがある
実務での対応
- 自社の売上・利益率・仕入単価の変化を前年同期と比べ、景気対応資金の要件に当てはまるか確認する
- 金融機関と信用保証協会の窓口で、利用できる資金と最新の金利・保証料率を確認する
- 納税証明書や決算書などの必要書類を早めにそろえる
お店や会社の売り上げが落ちたとき、新しく商売を始めるとき、台風や火事で被害を受けたときに、北九州市は銀行などと協力して、利息が低く、ずっと同じ利率で借りられる制度を用意しています。令和8年度は、一部の利率などが見直されました。
- ○当てはまる:売り上げが去年の同じ時期より3%以上減った
- ○当てはまる:もうけの割合が3%以上下がった
- ○当てはまる:材料の仕入れ値が去年より10%以上上がった
- ×当てはまらない:市の税金を滞納している
ポイント
- 売り上げが減ったときは、最大1億円まで借りられる制度がある
- 新しく商売を始める人向けは、最大3,500万円
- 台風や火事の被害を受けたときは、最大5,000万円(市長が特に認めると1億円)
ことばの意味
- 融資
- 銀行などからお金を借りること
- 据置期間
- 借りてすぐは、元金を返さなくてよい期間
- 北九州市: 北九州市 「景気対応資金(一般枠)」のご案内
- 北九州市: 北九州市 開業支援資金
- 北九州市: 北九州市 「災害復旧資金」のご案内
- 北九州市: 北九州市 北九州市中小企業融資制度
この記事は官公庁の公表資料を要約・解説したもので、個別の事案への助言ではありません。制度は改正されることがあるため、実際の手続きや判断は必ず公表元の最新の資料や、税理士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。