2026年度以降のFIT/FIP買取価格を設定 事業用太陽光の地上設置は2027年度以降対象外太陽光の売電の値段が決まった 地面に置くタイプは来年度から対象外に
経済産業省は2026年3月19日、2026年度以降の再エネの買取価格等を公表しました。事業用太陽光(地上設置)は、10kW以上50kW未満が9.9円、50kW以上(入札対象外)が9.6円で、いずれも2027年度以降は支援の対象外です。屋根設置(10kW以上)と住宅用(10kW未満)は、初期投資支援スキームの単価が続きます。
要点
- 事業用太陽光(地上設置)10kW以上50kW未満の2026年度の価格は1kWh当たり9.9円、50kW以上(入札対象外)は9.6円。どちらも2027年度以降は支援の対象外
- 事業用太陽光(屋根設置)10kW以上は初期投資支援スキーム。2025年度下半期の導入時の単価は19円(5年目まで)、8.3円(6〜20年目)
- 住宅用(10kW未満)も初期投資支援スキームで、導入時の単価は24円(4年目まで)、8.3円(5〜10年目)
- 入札対象(FIP認定対象のうち250kW以上。屋根設置は免除)の2026年度の価格は入札で決まる
実務での対応
- 地上設置の事業用太陽光で売電を計画している場合は、2027年度以降はFIT/FIPの支援が受けられない点を前提に収支を見直す
- 屋根設置の計画は、はじめの5年間が高く6年目以降が下がる単価の形を収支計画に反映する
国は、太陽光でつくった電気を電力会社が買い取る値段(2026年度分)を発表しました。地面に置くタイプは、2027年度から国の買い取りの仕組みの対象でなくなります。屋根の上に置くタイプは、はじめの数年が高い値段になる仕組みが続きます。
ポイント
- 地面に置く太陽光の2026年度の買い取りは、1kWhあたり9.9円(小さめ)と9.6円(大きめ)
- 2027年度からは、地面に置くタイプは国の買い取りの仕組みの対象外になる
- 屋根に置くタイプは、はじめの5年間が高めの値段(19円)で、あとは8.3円
ことばの意味
- 買取価格
- 太陽光などでつくった電気を、電力会社が決まった値段で買ってくれるときの値段
- kWh(キロワットアワー)
- 電気の量をあらわす単位
この記事は官公庁の公表資料を要約・解説したもので、個別の事案への助言ではありません。制度は改正されることがあるため、実際の手続きや判断は必ず公表元の最新の資料や、税理士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。