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2026年11月6日 財務省 経済ニュース(日本・世界)

用語の読み方: 「政府保証債」は国債ではない(11月6日の公表から)国が保証を付ける債券は、国の借金そのものとは別のもの

財務省は11月6日、第553回日本高速道路保有・債務返済機構債券(ソーシャルボンド)に政府保証を付すことを公表しました。発行するのは独立行政法人で、国自身ではありません。「国が関わる債券」といっても誰が発行するかで性格が変わります。公表された条件から、発行者の見分け方と、発行価格が100円のときに表面利率と応募者利回りが一致する理由を確かめます。

国債と政府保証債のちがい
国債政府保証債
発行するのは誰か国独立行政法人や株式会社など
国の関わり方国が自ら借り手になる国が保証を付ける
11月6日の公表の例この公表には含まれない第553回日本高速道路保有・債務返済機構債券ほか1件

要点

  • 発行者は独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構。国が自ら借り手になる国債とは、発行者が違う
  • 公表では「政府保証を付す」とされている。条件は発行額250億円、表面利率2.987%、発行価格100円00銭、応募者利回り2.987%
  • 発行日は令和8年11月18日、償還日は令和18年11月28日。約10年で返す条件になっている
  • 発行価格が100円00銭のとき、表面利率と応募者利回りは一致する。100円を払い、毎年2.987%を受け取り、100円で償還されるため、受け取る割合が表面利率のままになる
  • 同じ11月6日には、第14回株式会社産業革新投資機構社債に対する政府保証の付与も公表された。政府保証が付く債券は国債のほかにも複数の発行者から出ている
対象:国の財政の全体像や長期の金利水準を見る経営者・財務担当者。長期の借入や社債を検討している会社

実務での対応

  • 債券の話を見たときは「誰が発行し、誰が返すのか」を最初に確かめる(国・独立行政法人・会社のどれか)
  • 自社の10年前後の借入の利率と、同じ時期に発行される約10年の政府保証債の利率を並べて、長期金利の水準を把握する
注意:この記事は公表された条件の読み方の説明で、購入の勧誘ではありません。政府保証の範囲や根拠となる法令・予算の区分、「ソーシャルボンド」という名称の意味は公表ページに記載がないため、ここでは触れていません。

債券は、お金を借りるときに出す借用書のようなものです。11月6日、財務省は、日本高速道路保有・債務返済機構という独立行政法人が出す第553回の債券に、国の保証を付けると公表しました。お金を借りるのは国ではなく、その法人です。条件は250億円、1年あたり2.987%の利息、返す日は令和18年11月28日です。国が出す国債とは、借りる人がちがいます。

100円分を持ったときの1年の利息
買うときの値段
100円00銭
1年あたりの利息の割合
2.987%
100円につき1年の利息
2円98銭7厘

ポイント

  • 債券を出すのは国ではなく、日本高速道路保有・債務返済機構という独立行政法人
  • その債券に国が保証を付ける。これが政府保証債と呼ばれるもの
  • 条件は250億円、利息は1年あたり2.987%、返す日は令和18年11月28日
たとえば:100円分を持っていると、1年に2円98銭7厘の利息を受け取れる条件です。10年後には、その100円が返ってきます。

ことばの意味

債券
お金を借りるときに出す証書。返す日と利息が決まっている
政府保証
国以外の組織が出す債券に、国が保証を付けること
独立行政法人
国の仕事の一部を受けもつために作られた法人。国そのものではない

経済ニュースは公表された統計・見通しの紹介であり、投資の勧誘や売買の助言ではありません。数値は公表時点のもので、改定されることがあります。

この記事は官公庁の公表資料を要約・解説したもので、個別の事案への助言ではありません。制度は改正されることがあるため、実際の手続きや判断は必ず公表元の最新の資料や、税理士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。

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